バルブセンス(ValveSense)のAI超音波技術で、目に見えないバルブ内部漏れを即時診断。非破壊・非侵入で、蒸気ロスとエネルギー損失を可視化します。
工場内バルブの5〜10%が漏れていると言われています。バルブの内部漏れは外観からは判別できず、従来の方法では配管の分解やプロセスの停止が必要でした。蒸気システムにおけるエネルギー損失の約25%は配管からの放熱と蒸気漏れに起因し、スチームトラップの不良だけでも年間数十万円規模の損失が発生するケースも珍しくありません。
Senseven社(オーストリア)が独自開発したソフトウェアが検査手順をガイドし、センサー信号を分析。アルゴリズムとAIを活用して現場で直ちに結果を提供します。すべての検査データは構造化された形でクラウドに保存され、詳細な分析やレポート作成が可能です。
このソリューションにより、専門家への依存がなくなり、プロセス効率の向上、重大な装置損傷の回避、従業員の安全リスク低減を実現します。ValveSenseは超音波(AE)テクノロジーを利用したモバイル検査システムで、スタンドアロンの評価ツールとしても、クラウドベースのパッケージで複数テストを保存し時間経過によるバルブ傾向を把握することも可能です。
専用アプリはスマートフォンで動作するため、従業員の時間のかかるトレーニングは不要です。ソフトウェアが検査手順をステップバイステップでガイドし、誰でも同じ精度で診断を行えます。
バルブを柔軟に検査し、わずか数秒で潜在的な欠陥を検出できます。1バルブあたり約3分のスピード診断で、プロセスを停止させることなく稼働中のラインでそのまま実施できます。
漏れ検出とレポート生成が自動化され、検査員の負担を軽減します。AIアルゴリズムがセンサー信号をリアルタイムに分析し、主観に依存しない客観的な診断を実現します。
自動生成されたレポートにより、検査結果を簡単に確認・共有できます。クラウドに保存されたデータから、時系列でのトレンド分析や次回検査計画の最適化にも活用可能です。
バルブセンスはあらゆる用途・あらゆる種類のバルブの検査が可能です。内部リーク(シートリーク)の有無の確認だけではなく、配管内部の異音も検知します。
設置型ではないため、デバイスが1台あれば工場全体のバルブを検査できます。
「トラップセンスモード」を使用することで、スチームトラップの診断も可能です。
超音波と温度測定を行い、スチームトラップの状況を5段階で診断。正常・要注意・不良などの判定結果を現場で即時に確認でき、蒸気ロスによるエネルギー損失を早期に発見・改善できます。
診断結果サマリー、対応の優先順位、測定バルブ・スチームトラップの一覧表と図面マッピング、1台ごとの個別レポート(写真・サーモカメラ画像・コメント付き)、推定損失額と改善効果までをまとめてご提出します。補修計画や社内稟議の資料としてそのままお使いいただけます。
報告書サンプルを見る(PDF)
大型バルブや複雑な配管内に設置されたバルブの動作確認は、従来は一度設備を停止し本体を取り外して分解点検するしかありませんでした。センサー診断の導入で、汚れや腐食が進んだ巨大バルブでも外部からセンサーを当てるだけで診断可能に。検査工程がわずか1分以内で完了し、プラントの稼働停止時間を最小限に抑える劇的な生産性向上を実現しました。
スチーム配管系統で特定のバルブが全閉状態に至っておらず、高温・高圧の蒸気が常時漏洩。漏れ出した蒸気は凝縮水となって排出され、年間1,920万円もの損失が発生していました。放置すると凝縮水が蒸気に押し流され配管や機器を破壊する重大事故のリスクもあり、早期発見・対処が不可欠でした。
現場での診断デモ・お見積りも承っております。バルブやスチームトラップの漏れにお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。