夏場の化学プラント、とりわけ防爆エリアや屋外設備まわりの点検・保全では、作業者の暑熱対策が大きな課題です。しかしファンやバッテリーを使う一般的な空調服は、電気機器の持ち込みに制限がある防爆エリアでは使用可否の確認が必要で、防爆仕様はコストもかさみます。本記事では、某化学プラント様がバッテリー不要の気化熱式冷却ベスト「AT601 アクアウォーターベスト」を導入し、防爆エリアでの暑熱対策と作業性・コストの課題を解決した事例をご紹介します。
この事例のポイント
- ファンやバッテリーを使わない気化熱式(水を注入)で、電気機器の持ち込み制限がある防爆エリアでも検討しやすい
- 充電・予備バッテリーの管理が不要。服が膨らまず、しゃがみ作業や配管・バルブまわりの点検でも動きやすい
- 防爆仕様のバッテリー式空調服よりも導入コストを抑えやすく、必要な作業者へ展開しやすい
夏場の現場の暑熱対策・熱中症対策でお困りですか?
無料で相談する →- 業種
- 某化学プラント
- 作業環境
- 夏場の防爆エリア/屋外設備まわり(点検・保全作業)
- 目的
- 防爆エリアでの暑熱対策(作業性・コストの両立)
- 使用製品
- AT601 アクアウォーターベスト(気化熱冷却・電池/電源不要)
背景|防爆エリア・屋外設備の夏場の暑熱対策という課題
某化学プラント様では、夏場の防爆エリアや屋外設備まわりでの点検・保全作業時に、作業者の暑熱対策が課題となっていました。
一般的なファン付き空調服は、バッテリーやファンを使用するため、防爆エリアでは使用可否の確認が必要となります。また、防爆対応のバッテリー式空調服は高額になりやすく、現場全体へ導入するにはコスト面の負担が大きい状況でした。
さらに、バッテリー式空調服は重さが気になり、ファンで服が膨らむため、しゃがみ作業や狭い場所での点検時に邪魔になることがありました。特に、配管・バルブ・タンク周辺など、姿勢を変えながら行う作業では、作業性の低下が問題となっていました。
課題|防爆エリアで一般的な空調服が使いにくい理由
暑熱対策を行いたい一方で、防爆エリアでは電気機器の持ち込みに制限があり、通常の空調服をそのまま使用しにくい状況でした。
また、バッテリーの充電忘れ、予備バッテリーの管理、バッテリー劣化、故障時の対応など、運用面の手間も発生していました。防爆仕様の空調服を導入する方法もありましたが、価格が高く、必要人数分をそろえるにはコスト面でハードルがありました。
現場で求められていたのは、次のような暑熱対策品でした。
- 防爆エリアでも使いやすい
- バッテリー管理が不要
- しゃがみ作業で邪魔になりにくい
- 導入コストを抑えやすい
解決策|バッテリー不要の気化熱式冷却ベスト「AT601」
そこで提案したのが、バッテリー不要で使用できる「AT601 アクアウォーターベスト」です。AT601は、水を注入して使用する気化熱タイプの冷却ベストです。
バッテリーやファンを使用しないため、電気機器の持ち込みに制限がある現場でも検討しやすく、充電管理や予備バッテリーの準備も不要です。
- バッテリー・ファン不要 — 電気機器の持ち込みに制限がある現場でも検討しやすく、充電管理や予備バッテリーの準備も不要。
- 服が大きく膨らまない — 一般的なファン付き空調服のように膨らまないため、しゃがみ作業・狭所作業・配管/バルブまわりの点検時にも邪魔になりにくい。
- 注水するだけで使える — 推奨注水量は約400ml。作業前に水を入れるだけで使用でき、水を使うためランニングコストも抑えやすい。
| 比較ポイント | ファン付き/防爆対応 バッテリー式空調服 |
AT601 アクアウォーターベスト |
|---|---|---|
| 防爆エリアでの使用 | 電気機器のため使用可否の確認が必要 | バッテリー・ファン不要で、持ち込み制限がある現場でも検討しやすい |
| 運用の手間 | 充電忘れ・予備バッテリー管理・劣化・故障対応 | 充電・予備バッテリーの管理が不要 |
| しゃがみ・狭所作業 | ファンで服が膨らみ邪魔になりやすい | 服が膨らまず、配管・バルブまわりでも動きやすい |
| 導入コスト | 防爆仕様は高額で人数分そろえにくい | 水を使うためランニングコストも抑えやすく展開しやすい |
導入効果|防爆エリアの暑熱対策とバッテリー管理の手間削減
作業前にAT601へ水を注水し、防爆エリアや屋外設備まわりでの点検・保全作業時に着用いただきました。
- バッテリー装着が不要に — 従来のファン付き空調服と違い、作業前の充電確認や予備バッテリーの準備が不要になりました。
- しゃがみ作業でも動きやすい — 服が膨らまないため、しゃがんでのバルブ操作や、配管下部・設備まわりの点検時にも動きやすく、作業者の負担軽減につながりました。
- 導入コストを抑えて展開 — 防爆対応のバッテリー式空調服と比較しても導入コストを抑えやすく、必要な作業者へ展開しやすい暑熱対策として活用いただきました。
結果として、某化学プラント様では、防爆エリアでの暑熱対策・バッテリー管理の手間削減・しゃがみ作業時の作業性向上を実現しました。
